写真の器と、イメージしている有田の絵付けの器などとは全く違うように見えます。
これは有田の作家さん達が400年の技術を活かしトップ・シェフの求めるプロユースの器をということで団結し創られた器です。
そこには行政も携わる事で今回のようなイベントが佐賀の有田で行われたのだと思います。
実際に副知事の方も来られていました。
なにより感じたのは料理人がどんな無理なオーダーをしても全て受け止め、使いやすさ、耐久性も含め作れないものはありませんという位の気迫。
そしてそれを表立ってアピールすること
料理人、特にオーナシェフなんかは自己表現をしたくてしたくてというような方が多いと思いますから大変嬉しいしありがたいと思います。
当店は基本オーダーはしないのでカミノザの器とのつきあい方とは又違ったものなのですが、そういうのに料理人として魅力を感じましたし
また同じように感じた料理人が有田に興味もちオーダーするでしょう。
それは日本のシェフだけではありませんし実際海外の有名シェフも使い出しておられます。
けれどそれで皆が有田に走るのも面白くないですし、日本には各地によって様々な「土」「技法」がありたくさんの産地、作家がいらっしゃいます。
有田のようなケースが各地の産地や、作家さんのコミュニティー等でもっと増え表にでてくれば料理人にとって嬉しいなあと思います。
人と違うものが欲しいけど実際どこで買えば良いのかわからないという料理人はまだまだ多いです。