北三陸のムラサキウニの生態

こんにちは

カミノザの正野です!

先日お伝えしてたんですが、青森八戸を経て

北三陸へ先週、ウニを見にいっていきました。

今日はその時の様子をお伝えしたいと思います!

なかなかウニを育てている所を見る機会はないと思いますので

ご興味あれば読んで見て下さい(^ ^)

まずウニの養殖というのは親ウニというのがいてそのウニを受精させて

稚ウニというのが出来ます。

この親ウニは室内で管理されているそうです。

その稚ウニを1歳になるくらいまでこちらで育てるそうです。

プールみたいな水槽があります。

中には。。可愛いウニがびっしり。

稚ウニはこのびっしり生えた苔のようなものを食べているそうです。

そして今回一番の衝撃!

「ウニは海の中ではどうやって移動しているのだろう?」

という疑問が晴れました(笑)

下の写真を見てください。

ウニは海の中では「管足」という触覚のようなものを出して移動しているらしく

よくご存知の黒いトゲトゲとは別に紫色の細い糸のような物がソレです。

ムラサキウニの語源はこの足のムラサキ色が語源だそうです。

この足。

海中にいる時は出ていますが、自ら出ると引っ込めます。

これは本当は動画で見ていただきたいです( ◠‿◠ )

そして1歳になったウニさんはこちらのリアル海に引っ越しとなり、こちらでは3年〜

からで出荷されます。

ちょっとわかりにくいですが格子状になった溝が見えます。

この部分は3時間ほどの干潮時に見ることが出来、通常は海の中です。

浜のあちこちには海藻が見えます。

ちょうど上がって来られたダイバーさん。重装備です。

ウニ漁は養殖だからと言って決して安全なわけでなく

毎年亡くなられる方もいるくらい危険と隣り合わせだそうです。

潜るときもそのままだと沈まないので重りをつけて潜るそうです。

今回のウニは4年ウニ。大きさ別に分けられ

その後ウニは殺菌消毒した海水につけられ出荷を待ちます。

ただウニは結構繊細な生き物らしく、この海水につけた状態でも

1日程度しか持たないそうなので、一旦休憩といった感じでしょうか。

外からですがこんな感じで、アナログで殻を割っています。

1個割らせてもらいました。4年ものなので粒が大きく可食部の実入りは20%くらいあります。実はこれはかなりすごい数字です。普通は10〜15%入っていればいい方です。

どうでしたでしょうか?

お寿司屋さんではほとんどの人が、一瞬で食べるウニもやはりたくさんの人の努力があって食卓に届きます。

そんなことに感謝しながらご提供、そして味見したいと思います!(笑)

そして6月末までのウニ3種の食べ比べも大変好評頂いております。

1種類ではなかなかわからないかもしれませんが3種類食べると、味の違いがとてもわかります。

その海の様子を想像しながら食べると、とても楽しいです(笑)

好みは人それぞれ。ぜひ違いを体感して下さいね。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました!

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