なぜ自分なのか。なぜ自分が創らなければならないのか。なぜ自分が創る必要性があるのか。
他の誰かではいけないのか。
もがきながら唯一無二であろうとするそんな姿勢がとても魅力的な谷本 貴氏の器。
カッコいい。
けれどまた使いにくそうな器を買ってしまった。そもそも使ってはいけないのかもしれない。
器としてのストライクゾーンはとても狭いけれど、だからこそど真ん中に料理というボールが吸い込まれた時はなんともいえない喜び。
そうやって日々遊んでいます。
ぼくはその作家さんにしか出せない、クセのある器が大好きです。
でもそんな器ばかりだと盛り付けるの大変なのだけれど。
伊賀 谷本 貴さんの個展はギャラリー縄さんで19日までやっております。ぜひ。