先日
今時期の丹波篠山の風物詩
丹波黒大豆の最盛期に農家さんにお邪魔してきました!
3軒の農家さんにご案内して頂いたんですが、
皆さんなんとまだ20代や30代。
それに加えて、京大、神戸大卒など高学歴な方々。
しかしながら丹波篠山に移り住み、自然の摂理に
合わせて、野菜を作り、山の木を伐り、そして時には
山の動物の命を頂く。
お恥ずかしながら農家さんというのは
野菜を作ってそれを売る人
というくらいの認識しか正直ありませんでしたが
こんなに若い人たちが
「景観や自然環境の保全」「自然防災」「生物多様性の維持」
そういうことを考え農業や、山の一部として
暮らす姿にとても感激しました。
そしてその昔ながらの「風景」だったり
「生態系」を守り、次世代に継承していこうと
する姿勢。
そうやって「志」をもって生きる姿は
年齢問わず美しいなぁと改めて思いました。
もちろん畑から持って帰って自分たちで毟って頂いた黒豆は
格別の美味しさでした。
その他に頂いた、落花生や、万願寺唐辛子、かぼちゃの煮物
焼きナスに炊き立てのごはん。
山の幸の鹿のローストだったり、イノシシの山椒煮など
皆、自分たちが山から頂いたもの。
飾らないけれど贅沢な本当の御馳走を頂きました。
飾らないけれどとても心が豊かになりました。
「日本料理は日本を表現するもの。」
カミノザも大阪の地にありながら、
「身体と心をつくる豊かな食事を
皆さんに召し上がって頂くにはどうしたらいいか?」
そんな事を考えて
日本の器ももちろんそうですが、そんな丹波篠山の
風景もまた自分なりに表現してみたいなと
思えた1日でした。
その時の黒豆の枝豆も買ってきてますので
近々来られる方は、味見にお出ししますね。
そして僕の志も
興味ある人はぜひ聞いて下さい。
長くなりますけど(笑)
では!